「未経験OK」求人とSESの違い|応募前に確認したいポイント

「未経験OK」求人とSESの違い|応募前に確認したいポイント

IT業界の求人を見ていると、「未経験歓迎」「経験不問」という言葉を頻繁に目にします。


未経験から挑戦できる求人が多いのは事実です。ただ、同じ「未経験OK」でも、入社後の働き方は大きく変わります。この記事では、その違いと、求人票で確認したいポイントを整理します。

「未経験OK」には大きく2種類ある


ひとつは、自社開発や受託開発を行う企業の未経験枠です。自社サービスや取引先のシステムを、社内のチームで開発します。


もうひとつが、SES(システムエンジニアリングサービス)です。契約先の企業に常駐して業務にあたる働き方で、未経験向けの求人数はこちらのほうが多い傾向にあります。

SESの仕組み


SESは、技術者の労働を提供する契約形態です。所属は自社ですが、実際に働く場所は契約先の企業になります。


メリットは、未経験でも採用されやすいこと、そしてさまざまな現場を経験できることです。研修制度を用意している企業も多く、業界に入る入口としては現実的な選択肢です。


デメリットは、配属先を自分で選びにくい点です。開発業務に入れることもあれば、運用・監視が中心になることもあります。どんな経験が積めるかが配属先次第になる、という部分は理解しておく必要があります。


SESそのものが悪いという話ではありません。実際にSESから始めて、経験を積んで自社開発企業に移る人もいます。問題になるのは、この仕組みを知らないまま入社して、想像と違ったと感じるケースです。

求人票で確認したい3つのポイント
  1. 「プロジェクト先」「常駐」といった記載があるか
    これらの言葉があれば、客先常駐の可能性が高いです。
  2. 事業内容が抽象的すぎないか
    「幅広い案件に対応」「多様な業界のシステム開発」といった表現だけで、具体的な自社サービス名が出てこない場合は、面接で詳しく聞いてみてください。
  3. 配属先の決まり方が書いてあるか
    書かれていないことのほうが多いので、これは面接での質問事項になります。

面接で聞いても失礼にならない質問


「配属先はどのように決まりますか」


「入社後、最初の1年でどのような業務を担当することが多いですか」


こうした質問は、失礼にはあたりません。むしろ、答えを濁されるようであれば、そのこと自体が判断材料になります。

まとめ


未経験OK求人は、内容を理解したうえで選べば有力な選択肢です。避けるべきものではなく、知ったうえで選ぶものだと考えてください。


求人票を開いたときに、今回の3つのポイントを確認する習慣をつけると、入社後のギャップはかなり減らせます。


次回は、学習方法として独学とスクールのどちらを選ぶべきかについて書きます。

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