IT職種の選び方|Web系・インフラ・社内SEの違いと決め方

IT職種の選び方|Web系・インフラ・社内SEの違いと決め方

「プログラミングを勉強しよう」と思って教材を開いたものの、何を学べばいいのか分からないまま数週間が過ぎた。未経験からIT転職を目指す人が、最初につまずくのがここです。


原因は能力ではなく、順番です。**職種を決めずに学習を始めると、学ぶべき内容が絞れません。**この記事では、まず地図を持つところから整理します。

IT職種は大きく3つに分けて考える


細かく分ければキリがないので、未経験の段階では次の3つで十分です。

  1. Web系エンジニア(作る)
    自社サービスやWebアプリケーションを開発します。プログラミング言語を使って機能を実装する、いわゆる「エンジニア」のイメージに近い職種です。
    人気が高く、その分だけ未経験の競争率も上がります。
  2. インフラエンジニア(支える)
    サーバー、ネットワーク、クラウド環境の構築と運用を担当します。アプリケーションが動く土台を作る仕事です。
    未経験向けの求人数は比較的多く、入口としては現実的な選択肢になります。
  3. 社内SE(改善する)
    自社の業務システムの運用・改善、社内からの問い合わせ対応などを行います。前職の業界知識や業務理解が活きやすいのが特徴です。

「入りやすさ」だけで選ぶと後で困る理由


未経験求人の数だけを見ると、インフラ系が有利に見えます。ただ、入りやすさとその後のキャリアの伸び方は別の話です。


たとえば、将来的にサービス開発に関わりたい人がインフラから入ると、遠回りになる可能性があります。逆に、システムを安定して動かすことに関心がある人がWeb系を目指すと、日々の業務にやりがいを感じにくいかもしれません。


3年後に何をしていたいかから逆算してください。ここが決まると、学習内容も応募先も自然に絞れます。

決めきれないときの調べ方


頭の中だけで考えても答えは出ません。手を動かす方法を2つ挙げます。


実際の求人票を10件読む
職種名ではなく「仕事内容」の欄を読んでください。想像していた内容と違うことがよくあります。応募する前の段階でも、求人票は誰でも読めます。


現役の人の話を探す
X(旧Twitter)やブログには、実際に働いている人の発信があります。1日の流れや、しんどい部分まで書かれているものを探してください。良い面だけの情報は判断材料になりません。

学習を始める前にやること


順番はこうです。

  1. 3つの職種の違いを把握する
  2. 求人票を10件読む
  3. 職種を1つに決める
  4. その職種に必要な学習を始める

ここを飛ばして4から始めると、何度もやり直すことになります。1〜3は数日で終わるので、先にやってください。

まとめ


未経験からのIT転職で遠回りする最大の原因は、職種を決めずに学習を始めることです。


Web系(作る)、インフラ(支える)、社内SE(改善する)。まずこの地図を持ってください。そのうえで、3年後の姿から逆算する。これだけで学習の無駄がかなり減ります。


次の記事では、職種を決めたあとの学習の進め方を書きます。

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