未経験からIT転職|最初の3か月でやることと学習の順番

未経験からIT転職|最初の3か月でやることと学習の順番
学習を始めた人のうち、かなりの割合が3か月以内に止まります。教材が難しいからではなく、順番と着地点が決まっていないことが原因であることが多いです。
この記事では、最初の3か月をどう組み立てるかを整理します。
1か月目:環境構築と基礎文法
最初にやるのは開発環境の構築です。そして、ここで多くの人がつまずきます。
環境構築でのつまずきは、適性とは関係ありません。エラーメッセージを読んで検索して、を繰り返す作業です。経験者でも新しい環境では時間がかかります。ここで「向いていないかも」と思う必要はありません。
基礎文法は、7割の理解で次に進んでください。完璧に覚えてから進もうとすると、1か月目から抜けられなくなります。実際に何かを作る過程で、必要な知識は定着します。
2か月目:小さくていいので1つ作る
教材の写経だけで終わらせないでください。ここが分かれ目です。
作るものは何でも構いません。ToDoリスト、家計簿、簡単な検索ツール。規模より「自分で決めた機能を最後まで作り切った」という経験のほうが重要です。
教材にない機能を1つ足すのがコツです。そこで必ず詰まりますが、その詰まりを自力で解決する過程こそが、実務で求められる力になります。
3か月目:作ったものを公開する
GitHubにコードを置き、可能であれば動く状態で公開します。ここまでやって1セットです。
なぜ公開まで必要かというと、書類に書けるのが「作って公開したもの」だけだからです。
「学習中です」と「これを作りました、URLはこちらです」では、書類選考での重みがまったく違います。未経験の応募者は横並びになりやすいので、ここが差になります。
インプットだけで止まる人が多い理由
教材を進めている間は、前に進んでいる実感があります。安心できるので、つい続けたくなります。
一方でアウトプットは、詰まるし、うまくいかないし、時間がかかります。だから後回しになります。
ただ、評価されるのは出したものだけです。教材を3周するより、しょぼくても1つ完成させたほうが強い。ここは断言できます。
学習時間の目安
週にどれくらい時間を取れるかで、進み方は変わります。
- 週10時間以上:3か月で上のサイクルが回ります
- 週3〜5時間:4〜6か月を見てください
- ほとんど取れない:まず時間の確保から
在職中の場合、平日は30分でも構いません。毎日触ることのほうが、休日にまとめてやるより続きます。
独学で詰まったら
2か月やってみて、明らかに進んでいないと感じたら、そのときにスクールを検討しても遅くありません。最初に決め切る必要はないです。
ただし、スクールを検討する場合は契約前に確認すべきことがあります。別の記事にまとめているので、そちらを読んでから判断してください。
まとめ
3か月の組み立てはこうです。
- 1か月目:環境構築と基礎文法(7割の理解でOK)
- 2か月目:小さくていいので1つ作る
- 3か月目:GitHubに公開する
「公開する」まで入れて1セットです。ここまでやれば、そのまま職務経歴書に書けます。